私なりの応援のカタチ

2025年06月19日 06:42

一音弾くたびに
不安そうに
私の目を覗き込んでくる生徒がいました。

はじめから終わりまでずっと…

弾き終わってから
どうしてそうするのか聞いてみると、

「合ってるか分からない」

と返事が返ってきました。

それを聞いて、私のスイッチが入りました💡

「先生が声をかける時は何か注意する時。

何も言わないってことは、合ってるってこと」

「何も言ってない時は

"大丈夫" "頑張れ!"と思ってる時だから

安心して弾いていいんだよ」

それから、もう一度弾きました🎹

見ることがクセになっていたのか
何回も見てしまったけれど、

そんな自分に気がつきながら
進んでいきました。

翌週。

あの約束を思い出しながら、弾いてもらうと…

1度もこちらを見ることなく
最後まで弾ききりました。

私は一言も声をかけることはなく…🩷

やった!できた!

静かな喜びが湧き上がってきました。

みんなの前で何かしたり
任されたりするのが苦手なんです…

以前、そういうお話は聞いていました。

弱気で自信のない自分が
心の中にあるんだよね。

周りの目が気になって仕方ないよね。

それなら何もしない方がよい。。

そう思い込んで
ずっと踏み出せずにいたのかな?

その日、確かな一歩を感じました。

つまづいたり転んだり泣いたりしながら
それでも進んで
自分と仲良くしてほしいです。

いっぱい良いところを見つけて
本人に伝えてあげたいです。

何もない人なんていない。

どんな時でも
君を応援して見守る人が
たくさんいるんだからね📣

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